短気は損気

以前から思ってるんだけど、昔から『弱い犬ほどよく吠える』って言いますよね。 
間違いじゃないような気がしてたんですけど、自分が成長して擬いなりにも‘大人’
になってから日常の中で痛感しますね〜。 私も今より若い頃はそうだった。 我慢
弱いというか、すぐふてくされる、口を荒らす、他人に直接ぶつかったことはあんま
りないけど、周りがみんな敵に見えてちょっとでも気に入らなかったら「むかつく!
」とか「あの人は悪い人!」なんてしょっちゅう思ってて怒ってばっかりでした。 
だけど今になって感じるのは正しいか間違ってるかはいいとして、何かしら文句を言
う人って精神的に未熟な気がするんですよ。 自分にとって邪魔だったり、思い通り
にならないからってすぐイライラして表情とか口調に出る人がいますよね。 今の私
も出なくはないでしょうけど、あくまで冷静になるようにしてます。 だって大声あ
げて解決するんなら簡単だけどできるものはできるし、できないものはどんなに腹を
たてたところでできないまんまでしょ? 思い通りにいかないことがあって、どうし
ようって悩んでいるから生きてることを楽しめるようにも思うし、躓いた時にふさぎ
込むんじゃなくて、「どうするのが一番いいのかな?」って落ち着いて進めるように
していたら、誰かが必ず応援してくれるからそれがまたうれしいことだし生きててよ
かったって実感できる瞬間じゃない? 不満は私達人間につきもので、たぶんこれが
なかったら喜びとか楽しみとかプラスの感情が持てないんじゃないかな?生きてる者
には寿命があって生き返ることができるのかどうか知るすべはないけれど、普通に考
えたら、人生はたった一度! その貴重な一度の中で、人それぞれ生き方は勝手だけ
ど、同じ時間の中でどれだけ楽しめるか、もしくは楽しめるように自分がどれだけ充
実させることができるかっていうことが、とっても大切な課題だと思うんですよね。
  やめたり諦めたり壊したりするのは簡単なこと。 そうじゃなくて自分が楽しむ
ために、笑うために造りあげなきゃならないものがあって、完成させるためには外部
から衝撃を受けて倒れることもあるでしょう。そうしたら外部を恨むよりもなんにも
言わないで立て直せばいいだけだし、造ることに飽きて自分で壊しちゃうこともある
でしょう。 そうしたら目指す物がなんにもないっていうことがどれだけつまんない
かわかるでしょう。 こういうことに気付かない人はイライラするし、怒りっぽいし
、時間を無駄にしてるんじゃないかなって思いますね。 私もわけあって今とっても
辛いです。 だけどいつも思うのは、同じ障害を持った仲間がいて、ちゃんと受け入
れてくれてる☆ 相談相手もいて、ほったらかしにされるわけじゃない。 こういう
人達が応援してくれてるんだから、腹をたてていつまでも根に持つ必要ないですもん
☆ わからずやにむかつくんなら相手にしなきゃいい。 最低限の礼儀だけ忘れなけ
れば。 それよりも貴重で大切にするべき“友人”や“援助者”など、いつまでもい
い関係を続けるようにする方が大事で人生の中で必須なんだと思うけどな〜。