小説紹介の続き

今日は小説の紹介後半といきましょう。

次に“大貫警部”シリーズ。 

これは大貫警部がとっても態度がでかくって、言うことやることがダイナミック! 

それに井上刑事とその彼女なお子が困り果てながら、

でも確実に事件を解決に向かわせる。 警部の言動に感心するやらあきれるやらで、

右往左往するんだけど、上司とのやり取りや彼女と手を組んで

結末を迎えるプロセスには多少ばかばかしさも感じるなぁ。 

次に“花嫁”シリーズ。 これまた女子学生が一番の主役かな? 

塚川あゆみっていう女学生名探偵とでも言ったらいいのか、

周りで起こる事件になぜかいつも携わることになってるんだけど、

神田さと子っていう同級生と仲良くって、あゆみはさと子を連れて

事件を解明していくんだよ。 警部の名前は殿長。 

殿長はあゆみの洞察力に感心してお手上げ状態! 

あゆみの飼っているダックスフントドンファンも忘れてはいけない。 

ただの犬ではない! このシリーズではトリックを見破るのはあゆみだけど、

ドンファンもしっかり役目を果たしてるから。 

次に“悪魔”シリーズ。 

タイトルだけだと不気味だけど学校で仲良しの女の子たちが

探偵ごっこでもするかのように、どこかでスリルを楽しみながら

事件を解決していってるように感じるよ。 ごく普通の女の子もいれば、

お嬢様もいる。 なんだかアンバランスな組み合わせが小説ならではで面白い! 

次に“子子家庭”シリーズ。 文字通り父も母もいない子供の二人暮らし。 

6年生のりつ子が弟の世話をしながら学校へ登校してるんだよ! 

お父さんはわけあって遠く離れていて、お母さんはこれまたわけありで離れてる! 

だけど4人とも互いを恨んだりはしていないんだよ。 

りつ子は自立心が大きいのか、6年生にして家を守る決心をして

懸命に過ごしていく。 近所に住むお金持ちの同級生が何かと力を貸してくれるが、

りつ子は決して甘えない。 金品を受け取ることは絶対しないよ。 

こうして大人のいない環境で犯罪のトラブルが起きるんだけど、

りつ子は決しておびえない! 悪事をはたらく大人に正面から立ち向かっていって、

弟を守って、自分が犠牲になりながら生きている姿は子供の純粋さを 武器にして、

子供だからとバカにできないと感じさせられるよ。 

次に“天使と悪魔”シリーズ。

 見た目は普通の女の子とこちらも見た目は普通の犬。 これが天使と悪魔だよ。 

お互い正反対だから、仲良くはないんだけどこの一人と一匹で、

目の前に立ちはだかる難関を超えていくんだからおかしなもんだよ。 

次に“怪異名所めぐり”シリーズ。 バス会社に勤めるバスガイドは

霊感が強すぎるのか、行く先先で怪奇現象が起こる! 

運転手を務める男性と微妙な仲。 この二人が次々に起こる

怪奇現象の謎を解いていくよ。 

次に“マザコン刑事”シリーズ。 読んで字のごとく。 いけめんなんだけど母親に

頭が上がらない息子が刑事! だけどとっても優秀な刑事だから

ちゃんと勤まってる。 どこかしらで息子を気にしすぎる母親が出てくるのは

小説だからいいんだろうね。 しばらくしたらシリーズの中で

美人のファザコン刑事も出てくるんだよ! 

次に“MとN探偵局”シリーズ。 最初に起きたある事件で知り合った

男女がコンビを組んで二人で探偵をすることにしたんだよ。 

始まりが唐突でむちゃくちゃだけど、事件を出会いに仲良く

正義の味方になろうっていう発想が変ってるよ! 

他にも数種のシリーズがあるんだけど、

あんまり音声図書になってなかったりするから、紹介ができないんだけど、

殺人とか、未遂とか、いろんな事件やトラブルを題材にしてるけど、

笑えるし、驚くし、時には泣けたりもするから、充実した小説だと思うんですよ。 

もし中身を知りたくなったら読んでみて下さいね。!(^^)!