読書が好きだけど・・・

私は視力が強かった頃は

教科書を読まないで

他の本ばっかり読んでました。

だからいわゆる学問は

さっぱり身に付いていないわけですが。

でもだからと言って

漫画のように絵の方が多い本が好きだったわけじゃなく

むしろ嫌いで昔話や

物語、小説が当時から好きです。

文字を2歳頃から読んでいたらしくて

よく本を買ってもらってました。

今でも読書は好きですけど

昔と違って文字を読むことができないから

音声図書と呼ばれるものを

ネット上で探して

パソコンで聞いているわけです。

朗読ボランティアの方々が

読んでいるのを聞くことができるんですけど

もともとは晴眼者だった私は

ただたんに本が好きだったわけじゃなくて

書いてある文字を

自分の眼で追うのが好きでした。

活字を見ながら声に出して読んだものです。

わざわざ声に出さなくても

読み聞かせじゃないんだからって

思う人がいるかもしれないけど

内容を理解しようとするには

黙読じゃ不足なんですよ。

本って当たり前だけど

どんなお話なのか

著者は何を言いたいのかなど

読み取らないと意味ないですよね?

まあどれほどの気持ちで読むかなんて

個々の好き好きですけどね。

私は音読するタイプでした。

活字を見るのが好きで

声に出してると

その場面が思い浮かべられたりもするから

そういう意味で読書が好きなわけです。

読めなくなった今はしょうがないけど

他人が読んでいるのをただただ聞くことしかできないから

正直昔ほど楽しめません。

でも感動したり笑ったり

涙を流す事くらいはありますよ。

自分で読めない分

一度聞き始めたら

朗読を聞くことだけに集中します。

じゃないと本の内容って

聞いてるだけだと頭に残りにくいです。

適当に聞いてると

感想文みたいなものは書けません。

書く必要はないですけどね。

だから私は勉強が嫌いだから

劣等生でしたけど

教科書を読んでいても

活字を追ってるかそうじゃないか

声に出してるか出さないか

それでずいぶん理解度が違うでしょうね。

だって私が唯一真面目に勉強した

理療科生だった頃は

教科書を拡大読書機で

読めていたこともあって

音読してたんだけど

その当時は内容を

よく覚えていましたよ。

もう14年前ですけどね。

できないことなんだけど

できなくなったことなんだけど

本当は自分で本を開いて

声に出して読んでいきたいと

強く感じてる私です。