視覚障害者のためのソフトについて

文句ばっかりは言えないですけど、

視覚障害者がパソコンを使おうとすると、

必ず音声で画面を読み上げてくれる

(完全ではないけれど)

ソフトが必須です。

これがないと、いくら

上級者と言える人でも

見えない限りは

全く操作できません。

福祉サービスがありますから、

必須となるソフトを

数万円分は市区町村から

支給してもらえます。

ただし、規則があって

「欲しい時に欲しいだけいただく」

ってことはないですけどね。

私は画面を見ることが

できない視覚障害者なので、

必須ソフトは給付を受けて、

おかげ様でパソコンで

遊ぶことができてます(^^)v

でもですね・・・

ご存知かと思いますが、

パソコンは数年で

サポート切れになりますから、

今私が使っている

windowsセブンも

あと数年でサポート切れ。

つまり「ウェブは使用できない」

ってことになるわけです。

もう一昨年になるか、

xpが使えなくなりましたよね。

まあ、ネットにつなげなければ

関係ないですけど。

ちょっと話が逸れましたが、

音声頼りの視覚障害者は

パソコンが変るたびに、

そのパソコンに対応できる

読み上げソフトを

買わないといけません。

給付されるならいいじゃない

って思われそうですけど、

何年かに一回と

支給時期は決まってますから、

例えばセブンが来年で

サポート切れになるとして、

今年からパソコンを使い始めている

視覚障害者がいるとすると

(実際あり得ることです)

今年はセブン対応の

ソフトが必須ですから、

給付を受けるはずです。

でも、年が明けたら

セブン対応のソフトは

いらないものになってしまいます。

で、当然ながら

毎年給付は受けられないので、

実費で何万円ものソフトを

買わないとパソコンは

使えないことになってしまいます。

これがとっても やっかいです!

画面が見える人は

特有のソフトでなくても

充分使えますから

新しいパソコンのシステムに

慣れればいいだけです。

が、視覚障害者は

そういうわけにいかないんです。

音声ソフト以外にも

視覚障害者のために造られた

ソフトが幾つもありますが、

それらも数年経つごとに

新しいパソコンと

相性が合わなくて使えなかったり、

途中でverが変るとか、

某社が何らかの

変更など実行した際には

ソフトがソフトでなくなるんです。

わからない方がいるかもですけど、

視覚障害者が読書をする

「マイブック」というソフトがあるんですが、

これもある時期が来ると、

サポート切れで使えなくなったりするんです。

「全く」ではなさそうですけど、

何か不都合が起きても

「ソフトが悪い」

ってことになってしまうんですよね。

早い話が

「新しくソフトを買いなさい」

ってことなんですよ。

視覚障害者のために

ソフトを開発してますって

宣伝してるわりには

見事な「もうけ主義」

だなって感じです!

ころころ変ったら

使い慣れるまで苦労することは

関係者なら皆わかってます、おそらく。

なのに、次々変えて行って、

どんどんわけがわからなくなっていって、

お金と手間がかかるだけ。

ただでさえ使いこなすことに

苦労するんですから(^_^;)

むやみやたらにハードルを

上げないでほしいです!

某社の方々、

どうか、無駄な負担をかけないで、

見えなくても使いやすいソフトを

開発していただきたいと願います!