訓練施設へ見学に行ったよ

11月になりましたね。 今日はかなり風が強くて、洗濯物が飛んでいかないか気に
しながら今これを書いてます。 昨日ある訓練施設へ見学に行ってきました。 ここ
では視覚障碍者が、機能訓練や職業訓練を受けている施設です。 障害が重複してい
る人はいますが、基本は視覚障害を持つ人たちのための場所であり、機能訓練に関し
てはほぼレクリエーションの場として利用して、どんな形であってもいいから自分が
自分らしく生きていく手段を見つけて、それに向けて何をどうするべきかを職員と一
緒に考えていくようです。  私は職につきたいという気持ちから、知識や技術が必
要だと考えて、またこういう方法を教わったので職に就くための訓練を受けたいと相
談したわけですが、私は重病人なので今の生活から急に朝から夕方までの拘束された
場に所属するのは、いろいろな意味で厳しいのではということと、いくら力があって
も求人が増えるわけでもない状態になるよりは私の体調に合った、また私らしさを発
揮できる環境を見つける方がよいのではとご意見いただきました。 それはその通り
で、現代は天と地がひっくり返りでもしないと誰しもが就職に苦労します。 そんな
世の中でせっかく長期の厳しい訓練を受けたにもかかわらず、施設を出たら職がない
ということはありえる話です。 それではお金と時間の無駄ということになりますか
ら、就職だけにこだわらず、仲間と会話をして、触れ合っていく中で、利用者それぞ
れが自分にしかできないこと、自分もやりがいを感じることを探して、孤立するので
はなく、ベストの状態で社会に貢献できるようになってから、施設を出るのが理想で
あり、それに対してサポートするのがここのやり方ですと説明を受けました。 体は
とても大切なものですから体調に合った生活をしなければ努力も水の泡ですよね。 
まだどうするかは決めていませんが、施設の環境に慣れてから職業訓練を受けるも良
し、覚悟を決めて最初から厳しい訓練を受けるも良し、機能訓練の中で全く違う方面
で活躍できる場を探すも良しで、決めるのは私で、施設側からは一切断りもしません
し、勧めもしないということでした。 理由づけして受け入れない施設が多いですが
、ここはそれに関しては寛大です。 もうしばらく自分がどういう方向へ進んだらい
いのか考えてみようと思ってます。 そしてここへは父と行ったのですが、普段歩か
ない父は結構疲れてました。 外出を好まない人ですから、駅でも迷い、町中でも迷
いで予定より1時間到着が遅れちゃった! それはかまわないんですけどね。 ただ
歩きますからお天気がよかったのは助かりましたよ☆ 父に電話したら「足腰が痛く
て痛くてかなわんぞ。」って言ってたよ。 (嘘か本当か知らないけど。) 私は大
丈夫ですけどね。