天候の表現と自然界
今日は自然界の不思議と、気候の表現について書きました。 生活の中で参考になる
といいのですが。
ツバメが低く飛ぶと雨になるとは本当でしょうか?
雨が降る前は湿気が多くなりますね。 そうすると空気が重くなり、虫たちが高く飛
べなくなります。 その虫をえさにしているツバメは低く飛ばざるを得ないというこ
とです。
その地域の積雪量はカマキリが知っているという話は本当でしょうか?
カマキリは雪に埋もれないぎりぎりの所に卵を産み付けるからそれで積雪量がわかる
ということのようです。
なんで雨の日の翌日は花粉が多く飛ぶのでしょうか?
雨粒で落とされた花粉が乾いて舞い上がったものと開花によって出た杉花粉の2種類
があります。 つまり前日分と当日分の花粉があるので、大量に飛ぶことになります
。
冬将軍とはどんな気候のことでしょう?
冬将軍とは、厳しい寒さのことです。 1812年ロシア遠征で、フランス皇帝「ナポレ
オン」率いるフランス軍が敗退した要因であるロシアの冬の厳しい寒さのことをイギ
リスの記者が「general frost」(冬将軍)と表現したところからきているようです
。
「平年並み」とは何を基準にしているのでしょう?
これは過去30年の平均のことです。
いろいろな用語が使われて毎日天気予報がなされていますが、思いにもよらない天候
の変化や、予想できないこともあるでしょうね。 そして私達の気づかない所では、
いろいろな生物がしっかりと気象を判断して活動していることでしょう。 目に見え
るもの、手で触れられるもの、香りなど人間にも判断材料はたくさんありますが、地
球上で人間が一番気候についての判断力が乏しいのかもしれませんね。