白い雲と黒い雲

今日は手の届かない空に存在する雲についてちょっとだけ書いてみました。 学生の
頃どうやって雲ができるか勉強した覚えはあると思います。 でも私みたいに勉強が
嫌いだと、はっきり言ってなんにも覚えてません。 なのでごく簡単なことを調べて
みましたので、わからない方は読んでみて下さい。

雲は白いのに雨雲はどうして黒いのでしょうか?

雨を降らせる黒い雲は乱層雲や積乱雲です。 乱層雲や積乱雲は雨を降らせるほどた
くさんの水蒸気をもっているため厚みがあります。 そのため雲の下では太陽の光が
さえぎられてしまい、雲が黒く見えるというわけです。 一方の白い雲では、雲にす
き間があるため太陽の光を通してその光を雲の水蒸気が反射するため白く見えるとい
うことです。 綿を太陽の光や蛍光灯にかざすと白く見えますよね。 でも、布団や
クッションは、光にかざしても光が通らないため下のほうは黒っぽく見えますね。 
それと似ています。 ちなみに、黒い雨雲でも雲の上では太陽の光を反射しているの
で白く見えているはずです。

空気は冷えれば雨(水滴)になるのでしょうか?

水分を含んだ空気は上昇して冷えるだけでは水滴になりません。 水滴になるために
は核が必要です。 普通はゴミや塵です。 空気が、すごくきれいな上空では水滴に
ならない状態があります。 これを「過飽和」と言います。 こう言う状態で飛行機
が通ると、排気ガスに含まれる塵が核になって飛行機雲ができます。

勘違いしていたことや、知らなかったことはありませんでしたか? ぜひこの目で見
てこの手で触って確かめてみたいところですが、それが不可能な世界ですから、いろ
いろな資料を参考にして、不思議を紐解いていくしかないでしょうね。 好奇心旺盛
な人たちはあらゆる角度から試行錯誤しながら新発見をして、私達に伝えてくれるん
でしょうね。 毎日の天気予報を聞いていると、だんだんいろんなことがわかってく
るかも。