先輩は優しいおじ様

去年「盲学校の大先輩にメーリングリストで再会できた。」って書いたと思うんだけ
ど、どうだったかなぁ? ブログは毎日書くようにしてるから、正直、何をどこまで
書いたかはっきり覚えてないんだよねぇ。 物忘れがひどいかな? まあ、それはこ
っちに置いておいて(こっちってどっち?なんてね。) それにしても先輩は私をカ
リスマって呼んだり、心が広いとか、思いやりがあるとか、器が大きいとか、次々と
まあ褒めちぎりなんだから。 うれしいんだけど、とってもうれしいんだけど、なん
かそのまま素直に受け取れらんないんだよねぇ。 だって、そんなたいしたことは言
えないし、できないし。 まあ、いただいてるメールはほとんどが私に対しての感謝
だったり、共感だったり。 その中で先輩の意見もあれば、助言もありますよ。 メ
ールで初めて大人と接することができたなって感じ。 個人的にささいなことでも言
い合えるのはこの先輩だけ。(年上の大人っていう意味でね) いつだったかなぁ、
あんまり電話はお好きでないみたいだったから、無理に番号を聞かなかったけど、ち
ょっと日にちが経った頃、友情の証ですなんて、メールに番号が添えてあったよ! 
この時はびっくりしたなぁ。 私も番号を添えて返信したから、22年ぶりに先輩の
声を聞けたんだよ! 話し方は当時の面影があった。 穏やかな人だよ。 あ、ちな
みに男性です。 11歳上ですから、助言いただくにはいい方でしょ? そうそう、
やっとお話しできた日にありがとうございましたってメールしたんだけどね、私った
らバカ正直って言うか、口がすぎるから「話し方は当時のままでらっしゃいますけど
、お声はおじ様になられましたね。」なんて書いちゃった! 失礼かなって思ってた
んだけど、なんとその呼び方がお気に召したようで、それからメールではおじ様って
呼んでるんですよ。 私は恋愛経験がなくって、寂しいとか、彼氏がほしいななんて
書いてたら、面白おかしい、でも、気持ちのこもった返信をくださるんで、パソコン
の前で笑っちゃいます。 私がちょっと悩んで落込みがちだと、とってもあたたかい
励ましと慰めを送って下さるんで、そういう時はパソコンの前で泣いちゃいます。 
もちろん、感激のあまり。 訓練中の悔し涙とはまた違うよね。 どっちもいい涙じ
ゃない? おじ様は私を名前で呼んだり、君って呼んだり(メール上でですよ。) 
あとはなんだかおじ様によると、私がどこまで鋭いとか、慧眼の持ち主だとかおっし
ゃって、本当のところ、どんな能力が備わっているのかわからなくなってきたとかな
んとかで「不思議っ子」って呼ぼうかななんておっしゃってたけど、それはやめたの
かなぁ? あとね、彼氏とか恋愛の話をやり取りしてる時に、詳しく書くと長いから
結論だけ書くと、おじ様にとっては私はルパン三世に出てくるらしい「クラリス」み
たいなんだって。 私はアニメがあんまり好きじゃなくって、見たことはあっても、
覚えてないからそんな人物知らないんだけどね。 そんな感じみたい。 別にねらっ
たわけじゃないし、無理もしてないんだけど、170人くらいいるメーリングリスト
の中で、なんでこんなにわかり合えて、堅苦しくないやり取りができるのかわかんな
い。 他にも先輩はいるんだけどね、なぜかおじ様とだけは意見交換しやすくていい
感じ。 きっと私に一番興味を持って下さってるのがうれしくって、私から個人メー
ルを送って喜んで下さったからでしょうけどね。 おじ様、いつもありがとうござい
ます。 これからもどうかよろしくお願いしますね。 埼玉の仲間も私のことどうか
忘れないでね。