新鮮だったドラマ共演 part 2

さて、ドラマのあらすじの続きといきましょう。(下手なあらすじだけどね。) 

6回目のテーマは校内で1番の優等生。 ある日、松ちゃんの担当する国語のテスト
時間に、男子優等生がカンニングされたと訴えた! でも松ちゃんはそのこと自体は
さらっと流し、怒っている優等生に背中を向けた。 カンニングした男子はいわゆる
劣等生なので、また停学かと聞く。 そこで松ちゃんはなかったことにするためだと
、あることを男子に命令した。(これは松ちゃんのわけありな事情のため。) 後日
、女子の体操着が盗まれたと校内で騒ぎ出した! 犯人捜しをしていると、なんと現
場に優等生の生徒手帳が落ちていた! 教師たちはまさかと信じないまま、優等生に
話を聞くとカンニングした男子に頼まれたと言った。 教師たちはこれでわかったと
言うが、松ちゃんは「劣等性ならやったと決めつけるのはおかしい!」とまたもや違
う考えをする。 すったもんだあってから松ちゃんは犯人が優等生であることを確信
する。 中居君とスクールカウンセラーが優等生の自宅へ行って真相を聞こうとして
いる所へ松ちゃんが怒鳴り込み、部屋をかき回して、盗まれたものを見つける! 松
ちゃん以外誰もその事実が信じられなかった。 陸上部に所属している優等生は「最
近、膝の調子が悪く、走れなくなってきた。皆から優等生だと言われ、プレッシャー
が辛くて、イライラし、いろんなものを盗んだ。劣等生は何があってもへらへらし、
女の子ともしゃべっている、それが憎く、嫌いだった。」と半泣きだった。 松ちゃ
んは「褒められなくなるのが怖いだけだろう!体操着を盗む変態ですとさらけ出せば
いい!誰にでも1つや2つ、おかしなところはあるものだ!」と言った。 その後、
優等生はスクールカウンセラーに泣きつき、もう疲れたと本音を言った。 テスト最
終日には優等生が劣等生に対して、罪をなすりつけたことを2人の間だけで詫びてい
た。 中居君は気づいたが黙っていた。 周りから評価されてそれが力を高める場合
もあれば、スランプに落込んでいることを見せたくても見せられないという、縛り付
けられた環境に置かれて苦しんでいる人が年齢関係なくいるでしょう。 才能を引き
出すとか、個性を生かして成長することは必要で、1人ではできないでしょう。 で
も人はいつの日にか疲れたり、あきらめたいと思うことが出てきますよね。 どんな
に実力があっても、永遠に続くものじゃないことを覚えておかないとね。 

7回目のテーマは両親の離婚。 ある日の学食で、異物混入事件が発生! そして犯
人からと思われる脅迫状が! それには「食堂をやめろ 私の名前は2678」とあ
った。 この時食堂には2年d組しかいなかったため、またも中居君は頭を抱える。
 そして教室で脅迫状の内容を中居君が黒板に書き、犯人は名乗り出るようにと生徒
に言うが、当然誰も名乗り出ないまま、その日は生徒を帰らせた。 だが、この時、
なぜか食堂の婦人が来て、黒板の2678だけを急いで消した。 数日事件が続く中
で、スクールカウンセラーと松ちゃん、中居君、婦人の4人で話し合うことにした。
 婦人は悪いのは全て自分であり、自分が去っていけば解決すると言う。 話しを聞
くうちに婦人はずいぶん前に離婚しており、子供も引き取れなかったということがわ
かり、我が子はあと178g足らなかったら未熟児だったことも話した。 この席で
松ちゃんは全てのメニューに甘い卵焼きが付いていることに注目した。 後日、カウ
ンセラーは婦人の妙な行動に気付く。 婦人は食堂で新たな脅迫状を見つめていたり
、ノートをじっと開いて見たりしていた。 それを見つけたカウンセラーは婦人が我
が子を愛しく思い、犯人だとばれないようにしていることを突きとめた! 我が子は
2年d組にいるが、会うことすら許されなかったため、学校を探して食堂で我が子に
会えればいいと考えていたが、すぐに気づかれ、我が子は1度も食べてくれなかった
と婦人は打ち明けた。 同じ頃クラスでは犯人を告げようとしていたが、慌てた婦人
は教室へ駈け込んで「犯人探しはやめてください!」と叫んだ。 母の行動に腹をた
てた男子が「お前なんか母親じゃない!」と言い切った。 松ちゃんは「捨てられた
かわいそうな子だと思われたいだけだろう!お母さんが美人でお金持ちだったらこん
なことしないだろう!」と言った。 ある意味男子の素直な気持ちだった。 その後
カウンセラーが婦人の持っていた男子が書いた昔の絵日記を読んで聞かせた。 そこ
には母の卵焼きがとてもおいしいということ、また作ってねということが書いてあっ
た。 未熟児とは2500g以下で生まれた乳児のこと。 つまり、2678という
のは男子の生後の体重。 母が守れずにいた約束を守ろうと、必死で自分を探して、
ずっと自分を待っていたことを男子は実感した。 食堂は翌日から新しくなり、婦人
も姿を消した。 だが、突然松ちゃんが見覚えのある卵焼きが入ったお弁当を食堂に
持ってきた! どこで買ったかと聞くと「校門の前に売りに来ていた。」と言う。 
男子は走って母のそばへ行き「卵焼きの入ったお弁当ください。」と言って、母も笑
顔になった。 この会は私が一番号泣した放送だった。 高校生くらいの時期は男子
は母がうっとおしかったり、女子は父がうっとおしかったりするでしょう。 離婚し
たとなると、また数段嫌悪感が生まれるかもしれませんね。 だけど、心から大事だ
と想える者であっても、手放すほかないという残酷な事情が人間にはありえますね。
 一度裂けてしまった溝を埋めるのは親子と言えども難しいでしょう。 血縁関係が
あろうとなかろうと、人を理解するのはなかなかできないということでしょうかね。
 

次回は8回目から10回目を紹介しますね。