方言と共通語の使分け

私が埼玉の施設で地元の後輩と一緒だった時

後輩とは何でもよくしゃべったものですが

後輩と地元で初めて会った時

それから後日電話で施設の様子を聞いた時には

普段通りの共通語で私はしゃべってました。

で、実際施設で相対することが多くなったわけですが

施設って入所当日には

すでにいる仲間に会えないのが

多くの場合なんですけど

私が入所した日に偶々時間が合ったみたいで

後輩とお風呂場で会いました。

その時に当然同県出身で

先輩後輩にあたるわけですから

ぎこちないとは言え、会話はしたんです。

それで後輩に言われたことがありました。

それは「奇麗な標準語でしゃべりますよね。」と。

私は確かに方言は遣いませんけど

特別丁寧にしているつもりはなく

「奇麗かなぁ?」って思いましたけど

地元が好きで方言を遣う後輩としては

そう聞こえたみたいでした。

日頃方言でしゃべる人が

無理に共通語を遣うと、慣れないからか

微妙なイントネーションの違いに気づかなくて

聞いててしっくりこないことが

人によってはありますよね。

後輩は絶対音感の持ち主で

英語もしゃべれるくらいなので

無理があるか慣れている科が

聞くとすぐわかるみたいです。

後輩は同県出身の仲間が施設にはいなかったんで

私が来るとわかったら

気兼ねなく方言でしゃべれると

楽しみにしてくれていたみたいでした。

だから私が共通語でしゃべっていたのがもの足りなかったらしく

「方言が通じる人が来ると思って楽しみだったんだけどな・・・」って言うんで

「じゃあ、yちゃんとしゃべる時は方言にしようか?」

って言ったんですよ。すると

「そうして下さい。」って言ったんで

それからは後輩としゃべる時は

方言を遣うようにしてますよ。

今はなかなか会えないんですけど

後輩とはメールでも方言です。

だからってなれなれしくはないんですよ。

私より14歳若いんで

時と場所によっては

敬語で話してくれてますよ。

年齢差が大きいからお友達っていう感覚とは若干違うけど

こんな私にも可愛い後輩がいるんですよ☆