私にはお料理は無理みたいです

お料理ができないと嘆いている私。

でも自分でどうにかしなきゃいけないし

同じものばかりだと飽きがくることもあって

なんとかできないかと

日々奮闘しています。

まず体が震えるなんていう

やっかいな障害があるから

刃物を持つのは極力ひかえてますから

できることもかなり限定されてしまいます。

お肉を買ってきて塩胡椒で炒めるにも

お肉を切らないでフライパンに乗せてます。

だから人には出せないんです。

フライパンを使うだけでも

かなり神経使います。

だって震える左手で枝を持って

震える右手で菜箸を持ってお肉を炒めてます。

私がお料理はできないって言うと

他人は「貴方は両手があるじゃない!」

って言う人がいるんですけど

そういう問題じゃないんです。

よく私が例えて言うのは

震度5地震の中でお料理がちゃんとできますか?」

って問い返すんですよ。

できるわけないですよねぇ?

ちょっと大袈裟かもしれないけど

手元はそんな感じなんですよ。

火傷しないようにと思うと

恐くて仕方ありません。

お皿に移す時だって

ちゃんと入ったためしがないです。

いつも少しこぼれてますから

情けなくて泣きたくなります。

で、火は通ってるし

味もついてるから食べれるんだけど

見栄えも何もあったもんじゃありません。

この夏にはなんとか

お素麺くらいはゆがせるようになったけど

うどんや冷麦になると

また失敗を繰り返しますよ。

卵を買ってきてうろ覚えの雰囲気で

オムレツを作ったりもしたけど

私がわかんないだけで

見た目はひどいんだろうなと思います。

目玉焼きを作ってみようとしたけど

蓋がいることすら知らなくて

蓋を買ってやってみたはいいものの

火加減も時間もわからなくて

様子を見ることもできないから

いいかげんにしてたら焦げ焦げになって

悔しいからもう一回やってみたら

やっぱりほぼ焦げちゃって

食べれたものじゃありませんでした。

そしてパスタを作ろうとすると

またも加減が全然わからなくって

加熱はしたけど食べれないから

ほとんどゴミ箱行きになりました。

野菜料理をって思うけど

細くまたは細かく切らないといけないし

皮をむくことも恐怖です。

私にできるのはお米を炊くことと

ミート―ローフを作ることくらいで

あとはまともにできることは何一つありません。

カット野菜にドレッシングをかけたり

粉末スープを買ってきて

それに何かを足すとか

そんなことしかできません。

こんな私がお嫁に行けるわけないですね。

悲しいけどどうしようもないです。

障害に慣れることはできないから。