ちゃんとできたこと

なんにもできない私ですけど

駄目は駄目なりにやっていることはあります。

最近で言えば簡単な調理。

母のような立派なお料理は

したくても私には不可能。

ということで夏には

お素麺をゆがせるようになろうと

熱い中初挑戦しました。

最初は沸騰したかどうかを

どうやって判断しようかと

悩みながらいいかげんにやっていて

何回も失敗して

捨てたこともありますし

もったいないからとゆがせていない

またはゆがし過ぎのお素麺を

食べながらしばらく過ごしました。

それでこのままじゃいけないと

ヘルパーさんに加減を見てもらいながら

かかる時間や沸騰した時の

音の変化を覚えていきました。

夏もそろそろ終わるかという頃になって

なんとか食べれるお素麺を

用意できるようになりました。

それから涼しくなってきていますが

今度は何ができるだろう

私が一人でできることは何だろうと

いろいろ考えてみて

細かい作業はできないし刃物は使いたくないから

やっぱりものの加減を覚えればいいだけの

パスタを作ることにしました。

でもこちらも未経験。

最初はお素麺と同じく

加減がわかってなくて

ヘルパーさんに見てもらいましたけど

予想以上に沸騰には時間がかかることを知り

時計で測りはしないけど

だいたいどのくらいかを

覚えることにしたわけです。

どうせうまくできないんだろうなって思いながら

教わったようにやってみました。

するとまあなんとできたではありませんか!

お料理などまともにしたことがない私です。

ちゃんとゆでることができただけで

うれしくなってしまいました。

ここで私が見えるわけでもなく

手も使いづらい状態で

どんなふうに作ったかを

書いてみることにしますね。

1 鍋に半分より多めに水を入れる。

2 蓋をして電磁調理器にかける。

3 だいたい5・6分経つ頃にぶくぶくと音がするけどここからさらに5・6分は加
熱を続ける。

4 吹き零れるんじゃないかと思うくらいぼこぼこと音がしてきたらそろそろかなと
蓋を開ける。

※ 蓋を取る時はどこが中心かわからないからだいたいの目安で触らない。大火傷し
ますからね。どうするか、菜箸で蓋のてっぺんにある持ち手を探って右手で箸を持っ
て箸に左手を添わせながらてっぺんに触れている箸の先まで手を滑らせると熱くなら
ない持ち手があるからそれを掴んで蓋を開ける。

5 このくらいだと沸騰していると判断して乾麺を入れて塩も一つまみ入れる。

※ 麺を入れる時は鍋に触れないように右手で麺を持って麺を鍋の縁に当ててから僅
かに持ち上げるとちゃんと鍋に入る。塩は熱い蒸気が感じられる上でぱらぱらと入れ
る。

6 ストップウォッチは使わずに音楽を聞きながらパスタの袋に書いてあるゆで時間
を判断する。

※ パスタの場合好みによるけど書いてある時間より1・2分早めに麺を上げた方が
食感がある。

7 鍋に付いているざるに挙げることができないから(大きさが鍋と同じだから私の
手ではちゃんと移せないから。)大き目の穴あきボールをながしに置いてその中に鍋
の中身を移す。

8 熱湯から上げたばかりでお皿に移せないから水を流して冷ます。(火傷防止のた
め。)

9 手で触れるくらいになったら手で掴んでお皿に入れる。

※ 寒くなったらこの後レンジで加熱する。

10 麺の上に袋入りで売られているソースをかけてできあがり。

これが私のやり方です。

本来ならやらないこともあるんだけど

熱湯を目の前にするんです。

ひっくり返しでもしたら大変!

見えてもないし手は震えてます。

だから神経使うんで疲れます。

でもやってます。じゃなきゃ飽きるし

全く調理できないなんて

プライドが許さないから。

今度何に挑戦しようかと思案中です。

簡単なものだけでも作れたら

お嫁に行けるかな?な〜んてね。