障害が理由になるとは限らない
私は障碍者と呼ばれる人間になっています。
それに加えてわけのわからない
病魔に侵されている重病人でもあります(;_;)
もちろん障害とか病気があるのは
私だけじゃないですね。
盲学校にいたんですから
いろんな症状のある仲間を見てきましたし
私なりに慣れ親しめるように
考えながら仲良くしてました。
私もまだ未成年でしたし
今以上に何もわかってなかったけど
いつかどこかで親がしつけたのか
はっきりとは思い出せないんだけど
人様に迷惑はかけるな
かけられても自分からはかけるなと言われて育って(-_-)/~~~~ピシー!ピシー!
最近っていうわけでもないけど
嫌われないようにしなさいとか
甘えてちゃ駄目だとか
いろんな人がいるんだから
みんな考え方が違うんだから
気にいらないことはあって当然で
思い通りにいくと思わずにある程度我慢しなさいとか
結構シビアなことを言われて育ってきました(^_^)/~~~~ピシー!ピシー!
だからってちゃんとできてるわけじゃないですけど。
世間的にはまだ若い私ですけど
最近度々感じることがあってね
障碍者だから、病人だから、苦しくて辛いんだから
こんな自分たちは助けられて当然
助けてくれないから、理解してくれないからって
障害などない人、つまり健常者と呼ばれる人たちを
めちゃくちゃ悪く言う障碍者がいるように感じます(ー_ー)!!
私は視覚障碍者だから
そのことに関してしか言えないけど
例えば町中にある点字ブロックは
剥れていることもあるし自転車などが隠してることもあるし
人が立ってて動かないこともありますね。
私達にしてみればそうならないでほしいのは当然。
でもでも健常者にとってはなくて当然。
あっても困りはしないでしょうけど
ない方がいいものでしょう。
そんな現状をひどい悪人がそろってるみたいに
理解がないとか非常識とかどうだこうだと
視覚障碍者は言いがちで有珠よね?
それとかヘルパーさんに何か頼む時
仕事なんだからやって当たり前、こっちの言うことを聞いて当たり前と
ずいぶんえらそうに命令する障碍者もいるようです(-.-)
そんなこんなで書いてるときりがないけど
私はあまりにも健常者を
悪く言い過ぎてるように感じますよ。
前者と後者ではちょっと視点が違うけど
どっちにしたって障害を理由にし過ぎじゃないかな?
確かに点ブロは私達の大事な道ですから
それを阻まれると迷うことはあるでしょうね。
でも私は単純に避ければいいじゃないって思うんですよね。
だってどうせ自宅まであるものじゃないんだし
部分的に手がかりを見失うだけで
そこを超えればあるものでしょ?
白杖っていうものがこのご時世にないんなら
私だって邪魔ですよって言いますよ。
そうじゃないんだもん、行く先を確認するために一番重要なのは
白杖で自分の前を、横を確認すること。
邪魔邪魔って言ったって使わない人にはわかんないんだから
こっちが気をつけたっていいんじゃないのかな?
ヘルパーさんだって人間ですから性格もいろいろだし
得意なこととか苦手なこともいろいろ。
だけど仕事とは言え障碍者を助けようっていう気持ちは
おそらくみんな持ってくれてるでしょう。
こっちはお世話になる立場ですから
意味もなく怒鳴られたりいいかげんにあしらわれるんなら別だけど
そうじゃないんだから常に感謝しなきゃいけないんじゃないのかな?
私もいろんなケースでわかってくれないんだからって
むかついたことは数えきれないくらいあるけれど(-_-)
元気であろうとそうでなかろうと
みんな人間としてそれぞれ生き方があるわけで
みんながみんなでわかり合って助け合うなんて
できないことなんですよきっと。
現実はそうなんだから受け止めるしかないじゃない。
一人一人の理想が叶うわけもなく
障害があったら優しくしてくれなきゃおかしいとか
訴えを聞き入れてくれなきゃおかしいとか
そんなことを考える方がおかしいんじゃないのかな?
弱い立場にある障碍者を救おうと
努めてくれてる健常者がいて
強くなった障碍者から勇気とか英気をもらっている
健常者が少なからずいる。
それでいいじゃないですか。この世界は
障碍者のためにあるわけでもなく
健常者のためにあるわけでもなく
命ある者全てに与えられてるものなんでしょうから
お互いに憎み合うのはやめましょうよ。
転んで泣いて傷が治ってまた歩く。
人生そんなものなんじゃないですかね?