某機関からml参加者への協力依頼

さて私はメーリングリスト

と呼ばれる集まりに

参加しているんですけど

情報提供やお知らせな°が

主な主旨になっている

県外本部のメーリングリスト参加者から

以前「視覚障碍者差別について」

という内容のメールが

投稿されてまして

「皆さんの体験やご意見などお聞かせ下さい」

というものがあったんで

私の経験とか考えを

返信したんです。

それを生かして

どうなるのか

はたまた何になるのか

私はわかりませんけど

まあ視覚障碍者に 携わっている

某機関が実施してる

アンケートみたいなものだったから

協力したつもりです。

今日はその時私が

各項目にどう記入したかを

ここでお知らせすることにします。

あちらの問い方が曖昧な感じなので

要求されてる答えじゃないかもしれないけど

私の考えでしかないから

深く追求しないでね。

1 日常生活について

弱視全盲で差があるはずですが

私は一人暮らしということもあり

室内でなくしものをしたり

水周りにトラブルが起きた場合など

それらに気付くことができないので

ヘルパーなどが来るまで

どうにもできないということがわりとあります。

家事炊事なども自力でできることは

限られてしまうので

それらについても

ヘルパーが来るまで

待つしかないという現状があり

不便を感じます。

2 教育について

昔の話になりますが

盲学校には障碍者に対して

理解ある教員がいるんだと思いますが

差別のつもりはないのでしょうが

生徒を下に見ているように感じられる

教員も多かったように感じました。

教育と言うよりは

命令に近いものを感じました。

そして訓練士でもない教員が

授業の一環として

歩行訓練なるものを

していたことがありましたが

リハで訓練を受けてから

あれがどれほどいいかげんだったかを

実感しています。

そして小学校の頃に戻ってしまいますが

当時校内に視覚障碍者

私しかいなかったこともあり

いじめは当然ありましたが

学校全体から相手にされず

生徒と同じく私をからかい

バカにしていた教員がいたので

登校するだけで勉強を

する気に慣れず卒業してしまいました。

小学校は一般校に行っていました。

3 労働について

いくらパソコンを使えても

視覚障害者であるというだけで

避けられている現状があるようです。

音声を使うことを

目障りに、耳障りになるという

晴眼者の固定概念があるようです。

弱視なので拡大読書機を使いたいと申し出ると

邪魔なものだと思われるため

結局雇ってもらうことは

不可能に近くなっています。

そして採用条件として

転勤有と言われると

それだけでも視覚障碍者

対象外にされてしまいます。

無免許で施術者をしている

晴眼者が多いため

資格取得者の就職先が

減らされていることも

あってはいけないことで困ります。

4 福祉(サービス)について

施設入所や日常生活用具の給付など

ありがたい制度ではありますが

施設入所が必要かどうかを

市区町村が判断するのは

おかしいことだと思います。

理由は税金を遣いたくないということしかないですが

そおういうことは言わないで

尤もらしい理由付をして

断る方向でしか

考えないので

希望が持てません。

自立訓練部で習得したことを

職に生かそうと

職リハに希望を出したことがありますが

遠方で通所が無理なことは

明らかなのですが

現在一人暮らしができているなら

寮を使う必要はないとについて

近隣に住まい確保して

通所するなら訓練だけは

許可しますなど矛盾した答えしか

帰ってこなかったので

金銭的にも環境的にも

それができないので

諦めるしかありませんでした。

施設側も自分たちの

得点につながらないと考えると

一切受け入れ態勢を

整えようとはしませんでした。

自立訓練部も利用者側の

不満は聞き入れることなく

プログラムを指導したら

終了になりました。

晴眼者側が必要か不必要かを

決定するのはおかしいです。

日常生活用具も

耐用年数が過ぎないと

給付しないというのは

誰の判断でそうなってしまうのか

理解できないことばかりです。

5 医療について

医療については知識や技術

その他医療スタッフの

人柄によってよかったり悪かったり名ので

一概にどうとは言えませんが

視覚障碍者がどの程度のことを

どのくらい自力でできるのか

もう少し把握してもらえると

いいかなとは感じます。

そして眼科医でさえ白杖のことを

「はくじょう」とは言わず

「つえ」と言うのは

いかがかなと思います。

6 建物・移動・交通について

こちらは見えないということが

改善しない限り

難しいことは避けられないと

考えていますが

行き先や関わる晴眼者によって

困らない程度に介助いただけることが

私の周辺では増えていますので

引き続きお付き合いいただければ

特別不満はありません。

どちらにしても見えない状態で

自由に移動はできませんので。

7 制度・サービス提供について

先に書いた施設や用具などの

必要性は当事者の方に

考えさせてほしいです。

明らかに不必要なら

検討しなくてもわかるはずですので。

ヘルパーの利用や

年金の減額などに

意見がなくはないですが

今あることを

感謝して使うように

いただくようにと考えています。

8 その他

視覚障害についての意見をということですが

私の場合は視覚以外の

多くの原因不明である

病魔の方に困らされていますので

視覚障害なら触ればわかるとか

見えないことだけを考慮されると

私にはそれほど

ありがたくない状態です。

内臓疾患で爆弾を抱えているとか

感覚障害のため触れてもわからない

全身が常に無駄に動くため

見えないだけならできることが

私にはできないので

重複障害のことも

この先配慮いただけるようになれば

大変ありがたいと思っています。

この返信に対して

お返事が来たんですけど

重複障害についてとか

訓練施設に意見があるのは

私だけじゃないようで

いろんな意見があったらしいから

それらをまとめて

検討して利用がしやすいように

要求はするようなことを

書いてありました。

いい方向に進めばいいですけどね。