自分のスキルを把握しておきましょう

以前パソコンボランティアが

一度引受けておいて

やっぱりできないと断られたことを

ここでも書いたと思いますけど

私の場合は断る方がおかしいと

今は職員さんに

お世話になっているわけですが

ボランティアにしろ職員さんにしろ

パソコンのプロではないわけで

なんでもかんでも教えることはできなくて

また誰にでも教えることは

できないわけですよ。

誰にでもというのは

視覚障碍者に限らないでしょうけど

画面が見えない場合は特に

ネットを使うことには

常にリスクがあることを

教わる側が認識していて

詳しくはなくても

なんとなく大まかな操作法くらいは

理解してる人じゃないと

教えてと言われても

気が進まないのは当然です。

なので私はリハに行きましたし

帰省後はずっと

視覚障害者センターで

教わって来てますから

職員さん達が私のスキルを

ご存知なわけです。

だからもう初心者対象の講座ではなく

人によっては得意分野があるであろう

ITサポートへの依頼を

すればいいと言われたわけです。

まあ結果はそうなりませんでしたけど

それはサポートの代表に

問題ありかなというわけで

教える側としても

何を言われても助けます

っていうことはできないんです。

わかりやすく言うとしたら

3年前の私には

いくら障碍者センターでも

何かの操作法を教えることは

どう考えてもできませんよね?

入力すらできない利用者に

IEの使い方など

教えられるわけないですからね。

訓練施設に行くとよくわかりますが

習得することには順番がありますから

急に娯楽に手を出すことは

理想ではないんですよね。

だから教わる側も

自分が挑戦していいものかどうか

ちょこちょこ使って慣れてきたくらいでないと

安易に手は出せないんですよ。

ということでいくらやりたいことがあっても

今の自分がどれくらいのことを理解していて

どのくらいのことができているか

教わる側もレベルに合ったことを

教われるように依頼しないと

教える側は責任を感じるでしょうから

なんでもかんでも教えてくれないととか

サポートを断るのはおかしいとか

そんなことばっかりが理由にはなりません。

教える側にやる気があるのかと

首をかしげることはありますけど

教えてくださいと頼んでいる側も

それについて自分がちゃんと

最低限の基本くらいはわかっているのかと

考えてから依頼しないといけませんね。

IEでの娯楽ができるのは

少なくともメールくらいは

しっかりできるくらいでないと

やるべきじゃないように感じます。