はまったドラマのあらすじpart7

もう半分過ぎたけど

まだ続くドラマのあらすじです。

7回目のテーマは両親の離婚。 

ある日の学食で、異物混入事件が発生! 

そして犯人からと思われる脅迫状が! それには

「食堂をやめろ 私の名前は2678」

とあった。 この時食堂には2年d組しかいなかったため、

またも中居君は頭を抱える。

そして教室で脅迫状の内容を中居君が黒板に書き、

犯人は名乗り出るようにと

生徒に言うが、当然誰も名乗り出ないまま、

その日は生徒を帰らせた。 

だが、この時、なぜか食堂の婦人が来て、

黒板の2678だけを急いで消した。 

数日事件が続く中で、スクールカウンセラー

松ちゃん、中居君、婦人の4人で

話し合うことにした。 婦人は悪いのは全て自分であり、

自分が去っていけば解決すると言う。 

話しを聞くうちに

婦人はずいぶん前に離婚しており、

子供も引き取れなかったということがわかり、

我が子はあと178g足らなかったら

未熟児だったことも話した。 

この席で松ちゃんは全てのメニューに

甘い卵焼きが付いていることに注目した。 

後日、カウンセラーは婦人の妙な行動に気付く。 

婦人は食堂で新たな脅迫状を見つめていたり、

ノートをじっと開いて見たりしていた。 

それを見つけたカウンセラーは

婦人が我が子を愛しく思い、

犯人だとばれないようにしていることを突きとめた! 

我が子は

2年d組にいるが、会うことすら許されなかったため、

学校を探して食堂で我が子に

会えればいいと考えていたが、

すぐに気づかれ、我が子は1度も食べてくれなかった

と婦人は打ち明けた。 同じ頃クラスでは犯人を告げようとしていたが、

慌てた婦人は教室へ駈け込んで

「犯人探しはやめてください!」と叫んだ。 

母の行動に

腹をたてた男子が「お前なんか母親じゃない!」

と言い切った。 松ちゃんは

「捨てられたかわいそうな子だと思われたいだけだろう!

お母さんが美人で

お金持ちだったらこんなことしないだろう!」と言った。 

ある意味男子の素直な気持ちだった。 その後

カウンセラーが婦人の持っていた

男子が書いた昔の絵日記を読んで聞かせた。 

そこには母の卵焼きがとてもおいしいということ、

また作ってねということが

書いてあった。 未熟児とは2500g以下で生まれた乳児のこと。 

つまり、2678というのは男子の生後の体重。 

母が守れずにいた約束を守ろうと、

必死で自分を探して、

ずっと自分を待っていたことを男子は実感した。 

食堂は翌日から

新しくなり、婦人も姿を消した。 

だが、突然松ちゃんが

見覚えのある卵焼きが入った

お弁当を食堂に持ってきた! 

どこで買ったかと聞くと

「校門の前に売りに来ていた。」

と言う。 男子は走って母のそばへ行き

「卵焼きの入ったお弁当ください。」

と言って、

母も笑顔になった。 

この会は私が一番号泣した放送だった。 

高校生くらいの時期は

男子は母がうっとおしかったり、

女子は父がうっとおしかったりするでしょう。 

離婚したとなると、

また数段嫌悪感が生まれるかもしれませんね。 だけど、

心から大事だと想える者であっても、

手放すほかないという

残酷な事情が人間にはありえますね。

 一度裂けてしまった溝を埋めるのは

親子と言えども難しいでしょう。 血縁関係が

あろうとなかろうと、

人を理解するのはなかなかできないということでしょうかね。

次回は8回目を紹介します。