はまったドラマのあらすじpart10

そろそろ終わりが近い

ドラマのあらすじです。

10回目のテーマは卒業生が感じる存在意義。

ある日、男子トイレに不審な段ボールがあった。 

中を見ると

ボーリングの球らしきものが! 

中居君の携帯に謎の人物から連絡が!

球が爆弾だということがわかった! 

松ちゃんが穴に指を入れていたのだが、

謎の人物から指を抜くと爆発すると言われ、騒動に! 

謎の人物は「伝説の17歳」

とだけ名乗った。 

この17歳が繰り広げる魔のゲームに振り回される!

2年d組の生徒に「高校で楽しいことを10個言え!

言えないと球は爆発する!」と

言われるが、3つしか言えなかった! 

だが、これで終わっては面白くないと、

「では、高校の嫌なところを言え!」と言われると、

生徒たちは次々に言い出した!

17歳はその現実をあざ笑う。

この時点ですでに脅しの爆弾が2回爆破されている! 

松ちゃんと中居君、

カウンセラー、そして生徒たちが混乱状態!

落ち着いて話すことなどできないまま、

場所だけを移動させられる。

そして初めて17歳と対面する。 

記憶があいまいだが

一昨年中居君が担任だったクラスの生徒であることがわかった! 

卒業生は

「僕を覚えてますか、先生。」と言うが、

目立たない生徒で

名字の同じ生徒がいたため、

なかなか思い出せない。

が、理事長室から送られるメールにあるデータベースで少しずつ思い出し、

フルネームまで思い出せた。

卒業生は中居君に

3年間経っても名前を覚えてもらえなかったことと、

進路相談で悩んでいた時、

「お前は可能性を秘めてるんだ。」と言われ、

それが何なのか見つけようとしたが、

そんなものはなかったと言う。

「教師は嘘つきで、学校や仲間、

社会までもが自分をだめにした!」と叫ぶ!

そこで松ちゃんが前へ出て

「何と呼ばれてもいいじゃないか!

名前は初戦肩書だ!」

と言う。 卒業生は

「教師と言う肩書のある奴にはわからない!

そう言うなら肩書を捨てろ!」

と言った。 松ちゃんは

「俺に肩書はない、最初から教員免許などない!」

と言った! 皆が絶句した! 

それから2人は向かい合い、動かないまま、

時限爆弾の時が迫る! 

松ちゃんの

「存在を知られたくてこんなことをしたのか!

だが、お前のやっていることは真似に過ぎない!」

という言葉に二の句が告げられない。 

爆破させると言う言葉も震えていた。

卒業生はヘリまで呼んでおり、

中継で自分を電波に乗せることを楽しんでいる。

主目的は二十歳になる寸前に爆破を実行し、

0時になる前に自首して

高校の情けなさを言いふらすことだった! 

松ちゃんは

「今ここで犯罪を起こしても少年Aだ!

存在を知られたいなら、

0時を過ぎてからにしたらどうだ!

そうしたらお前は嫌と言うほど公表されるぞ!」

と言った。時間は容赦なく過ぎ、

もうだめだと思った時、

卒業生は時限装置を解除した。 

そして0時になった。 皆は助かったが、

松ちゃんが自分から指を抜き、

球を投げた先では爆発し、

爆弾が本物だったこともわかった。 

卒業生は二十歳になったため、

名前も顔も電波で公表された。 松ちゃんは

「もうお前は世間にさらされている!

思い切り叫べ!気が済むまで叫べ!

存在を知ってもらえ!」と言った。 

中居君は連行される卒業生の名前を呼び、

当時のことを謝罪した。 

卒業生はもう冷静になり、

「高校生の時に、先生に覚えられるように叫べばよかったんだ。」と言い、

連行されていった。 

ちなみにこの時、教員免許などないと

皆の前で言った松ちゃんは姿を消していた。

若者に関わらず、人はなぜ罪を犯すのか、

また、なぜ殺人までを考えるのか、

おそらく、犯罪そのものには深い意味はなくて、

迷って悩んで

思い通りにいかないことにむしゃくしゃして、

いい意味でも悪い意味でも

自分に影響力のあるものをターゲットにして、

憂さ晴らしをしているに過ぎないでしょう。

その影響を受けた人や場所が気にいらないなら、

自分が変わるしかないでしょう。

人は精密機械じゃないんだから、

周りが自分の理想になることなんて考えられませんね。

命なんてもともとはとっても小さいもの。 

ただそれに骨や肉が追加されて

形になるだけでは? 

そういう意味では人間たる者、みんな同じ。 平等ですよね。

形になってからどうなるか、

どうしたいのか、考えるために

いろんな感覚を与えられるんだから、

環境になじむには自分はどうあるべきか、

求めるだけじゃなくて、

自分にも意見や希望があることを訴えなくちゃ。

無難を好んでるのも、感心はできないよ。 

命ある者に言動の権利があるんだから、

非難したり攻撃するんじゃなくて、

人と触れ合って話し合って、

時にはぶつかり合って、

それぞれの希望が時間がかかってもいい、

少しずつ叶えられるといいのになぁ。 

次回は最終回の内容について書きますね。