私の好きな小説

私は子供の頃から読書好きで、

お部屋に本がずらっと並んでました。

当時と今とでは

年齢が違うこともあって、

好きな分野が変ったけど

どちらにしても

陰気な内容は嫌いです。

陰気っていう表現が

合わないかもしれないけど、

泣かせるのが目的みたいな

いかにも感動しなさいというような

押しつけがましい内容は嫌いです。

人の不幸を読んだって

気分が落ち込むだけだし、

昔は貧乏で苦労したみたいに

ずらずらと書かれても

正直終わった話だし、

そういうのを読ませようとする

作家か素人か知らないけど、

ざっくり言うと

苦労話は読みたくないです。

仲間と会話するんなら

また別ですけどね。

今の私はどんな本を読んでるか?

って言うか音声で聞いてるんだけど、

推理小説が好きなんですよ。

推理って言ってもいろいろあるけど、

私は全体的に面白いのが好きだから、

赤川次郎さんの小説をよく読んでます。

推理だからもちろん事件があって、

殺人だったり自殺だったり

事故だったりちょっと変わったところだと、

不思議体験だったり

現実には起こることない話もあります。

だけどどんなことであれ

赤川作品は怖い場面と

笑える場面と感動の場面と

全てが内容に取り込まれてるから

不快感が全くないんです。

警察が関わる事件なんて

面白いものじゃないですけど、

ストーリーの流れの中に

とぼけた人物がいたり

ひょうきんな人物がいたり

しっかり者がいたり

いろんなタイプの人物を出してるから

一部分だけだと怖かったり

楽しくなかったりするけど、

全体をとらえると

ユーモアいっぱいで、

事件が絡んでる話とは言え、

とっても面白いです。

涙を流すこともあるけど、

悲しいんじゃなくて

ほっとするって言うか、

人と人っていいなぁって

感動させられるんですよ(;_;)ウルウル

登場人物のとぼけようとか

まぬけな感じが面白くて、

どんどん小説の中に

引き込まれていくんですよ。

現実でもこんなことがあるといいなとか

事件はない方がいいことだけど、

こんなふうに必死になって

刑事でもない人まで混ざって

協力して解決できるなんて

小説の中だけの話しだよなぁ

でも現実にもこんな協力と言うか、

人同士のつながりがあるといいなって

羨ましくさえ思いながら

いつも読んでます(^0_0^)

私は実際自分が苦労だらけだし、

うんざりするくらい

痛みを知って来てるから

他人の苦労話を聞いても

感心しないし、

感動もしないから。

「私だって苦しいです!」

って感じるだけだから

陰気な書籍は読みません。

もう泣きたくないし

不愉快なのはたくさんです!

せめて本だけでも

楽しいものを読んで

笑っていたいですから(*^。^*)

仕事じゃなく個人的に書いてる

ブログとか日記みたいなものは、

筆者が友達だったりするから

読んでて楽しいことはありますけどね。