寒かった歩行訓練

すっかり寒くなってる地元ですが、

めげずに歩行訓練へ行ってきました。

この日の訓練は無事に終えたのですが、

お昼過ぎに電話があり、

今月後半の訓練日時の相談を受けましたが、

どの日も訓練士さんと私の都合が合わないので、

今年は来週で最後にして

続きは来年に持ち越すことになりました。

そんな連絡があってから約2時間後、

病院への行きに加えて

帰りも歩くことになりました。

「寒くない?薄着な気がするけど。」

と言われましたが、正直

寒くないとは言えませんが、

それなりには着てましたし、

私はあまり「重ね着」はしたくないんですよ。

摩擦で皮膚が痒くなるので。

訓練士さんはしっかり着てましたねぇ。

そして、肝心の歩行ですが、

特に問題なく歩けました。

若干「あれ?」と

思ったところはありましたが、

私は迷ったら戻りますので、

深みにははまりません。

で、途中休憩するために

院内に入ってちょっとだけ

おしゃべりするんですが

「年末はどうするの?」

という話しになり、

訓練士さんは「歩行訓練」はお休みですが、

他の仕事がありますから

お休みはないようです。

「なんでかなぁ?」

なんて言ってました。

休みたいですよね、年末年始ぐらい。

その他の話もしましたが、

ここでは書かないでおきます。

因みに私は年末年始

自室で過ごします。

実家に行かないわけがあるんですよ。

ただたんに「嫌」なわけではなく。

そして、この日は教わったルートの

「最終確認」だったので、

訓練士さんは離れていたんですね。

すると、横断歩道の所で

「行ってー」って叫んでる運転手がいたんですが、

ああいうのって私達視覚障碍者

自分に言ってくれてるのか、

他の誰かに言ってるのかが

わからないんですよね。

私は周囲を見渡して

明らかに私しかいないと確認してから

頭だけ下げて渡ります。

言ってくれる人はまだいいですが、

車だけ止めて待ってくれてるのは

ありがたいですが、迷うことでもあります。

それから帰りに病院敷地内で

「大丈夫かな?」と

声をかけて下さった方がいましたので、

訓練士さんはかなり

離れていたんですよね。

そして、待ち合わせ場所に到着した時

「どこへ行くの?」と

またお声かけいただきまして

「大丈夫です。」と言いましたが、

たった1時間ぐらいの間に

3回も声をかけていただけるとは

ありがたいことです。

「声をかけてもらえるのはいいことですよ、

そういう人をうまく使えばいいですからね。」

と訓練士さんは言ってました。

まあ、それはそうですね。

普段そうしてますから。

で、訓練士さんは

声をかけてもらいにくいらしく、

訓練士の勉強中に

駅で「援助依頼する」という

仮題を与えられた時、

周囲から声をかけられることがなかったらしく、

自分から助けを求めるしかないので

大変だったらしいです。

私はかけられやすいのかどうかはわかりませんが、

普段でも意外と

声をかけてくれて

連れて行ってくれる人もいます。

(手引きの方法は間違ってますけどね)

そんな感じなので

迷うような所に

一人で行かないというのもありますが、

日常で迷うことは

ほぼないんですよね。

リハにいた時も

終了近くなると

「一人歩行」という課題があるのですが、

この日のように講師は

数m後ろから見ていて

基本、一人で目的地へ行く

ということをやるのですが、

私の行き先は

「日本点字図書館」で

最寄駅に到着して

そこからしばらく歩いていると

声をかけて下さった方がいて、

結局、日点まで

連れて行っていただいたので、

あっという間に到着した

ということがありました。

これも「単独歩行」の一環です。

それにしても寒かった!

院内が温かいので

出ると余計に寒く感じました。

来週は工事のため阻まれている

「通常出入り口ルート」が

通れるようになるはずなので

そこを歩くことになります。

今年最後の訓練も

頑張ってきます!