ボイスオーバーでのiPad

iPadを使おうと思うと

視覚障碍者は特に

難しく考えてしまって

「やっぱり使わない!」

となることは少なくないと思います。

実は私も購入はしたものの

頭を抱えながらの

「練習」をしております(-_-;)

そんな私が説明など

するべきではないんですけど、

もしかしたら興味はあっても

「どうすればいいの?」と

悩んでいる人がいるかもしれないと思って

私も教えていただいた

立場ではありますが、

購入時に「悩む」はずのことを

書いてみることにしますφ(..)メモメモ

と言うか私が

↓のようなことで

悩んでましたので(~ペ)ウーン

参考になれば幸いでございます。

iPadは機会としてはpcと大差ないんです。

違いはコンパクトにまとめられていて、

ついでに携帯電話の通信機能が組み込まれている物と

組み込まれていない物があるということ。

自宅でしか使わないなら、携帯電話の機能がない

Wi-Fiモデル」を買えば、

月額の通信料(基本料)がかからないので、

節約になります。

外出時にも使う場合は

携帯電話機能が入っている物を買うと、

月額の基本料や通信料は掛かりますけど、

外出時でもiPadでネットを使えます。

ただし、携帯電話回線につないでpcやiPadに

ネット接続をさせるための無線ルーターという専用の機械を契約するか、

別にスマートフォンを持っているならば

そちらの通信回線を利用できるので、

iPadには携帯電話回線の契約はいらなくなりますから、

↑に書いた「Wi-Fiモデル」でも

かまわないことになります。

そして、通信の容量についてですが、

これは携帯電話回線を使って通信をする時の

使用上限の事なので、

外出時にどの程度利用するか?を

考えればいいんですけど、

外出時に使うとすると、

基本的には文字情報のネット検索や

SNSの利用がメインになるケースが多いと予想できるので、

2ギガあれば充分かと思います。

映像配信をするとか、スカイプやファイスタイムなどの

テレビ電話機能を持つアプリを

頻繁に使う予定があるなら多めにした方がいいでしょうね。

テレビ電話も相手の顔が見えなくても、

通話相手に自分のiPadのカメラで自分の周囲を撮影して

「今ここにいるんですが、目的地は右でしょうか左でしょうか?」

なんて相手に聞くという使い方もできるかもしれません。

まぁ、道を聞くなら周りの人に声をかける方が早いですけどね。

この辺りはどんな使い方をする予定か?を

お店の方と相談すると決めやすくなると思われます。

で、通信手段を変えると節約になるということがありますが、

自宅にいる時は、

自宅のインターネット回線に

無線ランの親機を取り付けて

自宅の中にネット接続用の電波を飛ばして、

普段はこれを使ってiPadを利用するようにすると、

携帯電話回線を使わないので節約になります。

例えば、自宅にいる時も

携帯電話の基地局からの電波を拾ってiPadを使えば、

↑の使用容量の上限の範囲にカウントされるので損なんですけど、

自宅に引いてあるネット回線から自分で無線電波を飛ばして使えば

携帯電話会社の回線を使わないので、

携帯回線の容量としてカウントされないんです。

なので、大容量のPDFやアプリ、

音楽データなどをダウンロードする時は自宅の無線ランを使って、

外出時はネット閲覧とSNS利用程度にすると、

回線容量は小さくても済むということになります。

あと、文字入力については、

Bluetooth」という短距離の電波通信に対応した

無線接続のキーボードを使えば、

iPadでもキーボードを使った入力ができます。

iPadのケースにはこのキーボードが標準でついているものもあって、

簡易的なノートpcのような形になるものも売られているので、

そういう物を利用してもいいかもしれません。

そして「指紋認証」というものがあるんですけど、

iPadの全面に丸いボタンがあって、

これに自分の指の指紋を何本か登録しておくと、

電源を入れた時にパスワードを入力しなくても

指をボタンの上に置いておくだけで

セキュリティが解除される便利な機能です。

短時間でセキュリティ解除できるので助かります。

ただ、最近の仕様だと、

iPadやiPhoneを再起動した場合の

最初の1回目は暗証番号を入力しないといけなくなってるようなので、

少しだけ不便かもしれません。

ざっとこんな感じです。

現在の居住環境、使われている通信機器の状況、利用目的等をまとめて、

そこからどういう買い方をするのがいいか?

ということをすでに使っていてご存知の方と

相談してみるといいかと思います。

相談の結果、いらないねってことになれば

それはそれでいいでしょうしね。

あと↑に加えて

視覚障碍者の場合に限り

ということになるかと思いますが、

実は「指紋認証」や「パスコード」などは

設定しない方がいいようです。

外で持ち歩いたりして

「誰にでも」操作される

可能性があるなら別ですが、

自分だけ、あるいは

使われても支障ない

家族や友人ぐらいにしか

触られることがないのなら

いらない機能でもあるようです。

そして、視覚障碍者

画面上で指を滑らせることが

必須になります。

この時、購入時の状態では

画面がつるつるなので

滑りにくいんですね。

それを防ぐシールがあるので、

これを貼るとさらに

使いやすくなるようです。