肢体不自由の方々のサポート

先日は月1回

某施設で行われてる

ヨガに参加してきました。

って言っても、

いつものとは違って、

ただの参加者じゃなくて、

サポーターとしての参加です。

今年から仲間入りすることにしたんです。

私でもお役に立てるなら

って思いましてね。

この施設では肢体不自由の方が

生活されています。

皆さんご存知かと思いますが、

どこがどう動かないかは

人によって様々です。

私は按摩師として参加しまして、

寝たきりの方に軽い按摩を

させていただきました。

多少動ける方は

ヨガに取り組んでらっしゃいましたけど、

私は自力で動けない ために、

ヨガに取り組めない状態の

男女お一人ずつに

施術させていただいたんですが、

このような重い障害のある方を

相手にしたことはないので、

どこまでするべきか、

体をこちらの 力で

動かしてもいいのかなど、

迷いがありました。

会話ができませんし、

私はお相手の

表情がわかりませんので、

何かダメージを与えていないかと

今でも心配です。

体位変換については

不慣れな私がするといけないので、

他のサポーターさんにお願いして、

女性の方には全身按摩を

させていただきました。

と言っても、体位変換に限界があるので、

できないこともありますが。

どんな気分になられたかは

私に全くわからないんですけど、

私が女性から離れた後で、

サポーターさんの支えがあってのことではありますが、

寝たきりで動けない状態なのに、

ベッドに座ってらっしゃいまして(゜.゜)

落ち着いたら支えがない状態でも

座ってらっしゃったようで

「○○さん、ほぐれたから座れたねぇ!」

って声をあげてらっしゃったので(^O^)/

少しは役にたてたかなって

ちょっとうれしかったです(^_^)

むろん、女性ご本人は

どう感じられたかはわかりません。

で、もうお一人の男性には

指先だけの施術を

させていただきました。

寝たきりでかなり

硬縮しているので、

ほぐしてあげられたらと

手だけに集中しました。

大きくて奇麗な眼で

私を見ていたらしいです。

見知らぬ人間が

急に現れたんですから、

あちらも私の存在を

認識することはできなかったと思いますし、

私も部屋の様子など

全く把握できなかったので、

要求に答えることは

あんまりできなかったかもです。

心のどこかで、

お互いがわかり合える日が

来るといいなと思います。

私は職に就くことが

できないでいますけど、

仕事の場合は

日頃特別不自由はなく、

ある個所の故障が起きて

患者として来る方に

施術をするものだと思うので、

知識は充分ないとできませんから、

それはそれなりに大変で

難しいことですけど、

私が今日体験させていただいたような

重度障害者の

施術というのも

ずいぶん考えますし、

通常の治療院では

経験できないことだと思うので、

いい勉強になりました。

毎月一回あるんですが、

出来る限り行く予定にしてます。

今年の終わりには

皆さんと仲よくなれるように

できることをさせていただこうと思っています。