本物の演技

「シネマデイジー」を

好んで聴いているんですが、

演じている「プロの俳優さん」について

ヘルパーさんと話した事がありました。

「昔の俳優さんは違いますよねぇ、

セリフが全くわざとらしくなくて

作ってる感じがないですね。」と。

最近のと言うか、

比較的若い世代の俳優さんは

みんなとは言いませんが、

どうしてもキャラを

無理矢理作っている感じがするんですよね。

何人かの名前を出して

ヘルパーさんと話したんですが

「あの人たちは見た目で売ってる、

その人に合う役をもらってるだけで、

それでもやっぱり

セリフとかがわざとらしい…」などと。

素人の私が言えた義理じゃないですけど、

演じることを仕事にしているわりには

なんとなくぎこちない。

それに「役」になりきれてないと言うか、

高校の文化祭でも

見られるような演技だなと

感じることがあります。

こんなことを話す間に

SMAPの話しになって

SMAPは上手だと思いますけどねぇ。」

という話題になりまして

「中居君は上手だよね。」とか

「草薙君が一番上手じゃないですか?」

なんて言ってまして、

母ぐらいの世代のヘルパーさんですが、

意見がぴったり合いました!

で、このヘルパーさんと私、

加えてヘルパーさんの娘さんも

世間的に「二枚目」とされている

「kさん」のことが嫌いでしてね、

これについても話が合うんですよ。

どうも「自分はかっこいい」という

心底が言動に現れている気がして、

演技でもあの「寡黙さ」が

前面に出ていて

(そういう役が多いんでしょうが)

「役」ではなくて

「kさん」がそのまま

セリフを言ってるだけのように

感じるんですよ。

それに比べて中居君と草薙君は

いろんな役を演じますし、

それぞれが自然で

「え、これ中居君なの?草薙君なの?」

って感じるぐらい

演じきってると思うんです。

ただの好みかもしれませんけど、

私だけが感じてるんじゃないんだなと

思った会話の一部でした。