世間が障害者にしているんです

私が春頃から好んで視聴している

ワイドナショーという

日曜朝の番組があるんですが、

コメンテーターとして、

いろんな方が出られます。

その中のお一人である

元NHKアナウンサーでらっしゃる

堀潤さんとおっしゃる

ジャーナリストがいらっしゃるんですが、

この間の番組内で、

パラリンピックの話題が出た際に

「障害者とはそのご本人方ではなく、

その方々が住みづらい

世間が障害になっているんですよ、

そんな中で世間の障害と

戦いながら生きている方々が

障害者と呼ばれている。」

というようなことをおっしゃっていました。

文面にするため、

コメントに若干相違はありますが、

こんなふうに考えてらっしゃるんだなと、

感動と言うか感激を覚えました。

障害者の「害」という字を使うことに

「障害者とは害なのか?」

という論議が起こるらしいですね。

私自身はそこまで考えませんが、

確かに響きは不愉快ですね。

今でも差別はありますし、

心ない人がいますから、

私も日々辛いことがありますが、

堀さんのような考えを

持たれている健常者が

現実にいらっしゃることがわかっただけでも

私はうれしいです。

私達は障害があろうとなかろうと、

一つの命を与えられて

この世に生きているわけで、

身体の状態が

正常とは表せないとしても、

社会の中でしっかりと

生きているんですから、

私達が障害を持っているわけではなく、

私達には生活しづらい

世間が障害になっている

ということに間違いはないと思います。

私自身の思いとしては、

障害者と呼ばれるならば、

それは私自身のことではなく、

世間に障害を背負わされている者

という感じかなと。

自身が持っている

身体の異常や不自由は

障害ではなく病気という

表し方をしたいかな

と感じています。

健常者が上記のように発言されるのは

初めて聞きました。

多くの方が堀さんのように

考えて下されば、

もっと住みやすい環境が

増えるだろうなと思いました。