ないものねだり

この間の久しぶりに来られた

ガイドヘルパーさんにも、

ご家族がおありなんですが、

うちに来られると、

毎回羨ましがられます。

(今のお部屋をですよ)

「いいなぁ〜一人になれる場所があって、

広々して机はあるし、ベッドはあるし、

キッチンも広いもんね〜、

私は家に自分の部屋なんかないからねぇ。」

ってな感じでね。

前のお部屋をご存知だと、

こういう感想は持たれがちですけどね。

もちろん、一人には充分な

お部屋だとは感じてますから、

引っ越してよかったって、

心底から思ってますけど、

こういうのっていわゆる

「ない物ねだり」なんですよね。

このヘルパーさんは、

できるだけ一人になれるお部屋が欲しい、

一方で、羨ましがられる私は、

温かい家族が欲しいわけですよ。

足して2で割れればいいのにねぇ。