障害者を勘違いしないで下さい

今回は「障害者」

っていう単語について

私が以前から感じてることを示します。

おそらく私達のことを

ご理解下さる方々が

気にされるんだと思うんだけど

「障害者」の「害」という字について

「あの人達は害なのか?害なんてかわいそう

害って字を使っちゃいけないでしょう?」

という気持ちのある人が

いるんだよなぁって感じることがあるんです。

まあ確かにいい響きじゃないし、

そう呼ばれたいとは思わないんだけど、

こんなふうに考えている皆さん、

当事者から言いますと

その考え方は

間違ってると思います。

私達はそれぞれに

改善できない、治らない「病」を患っている、

もしくは事故などにより

「後遺症」を背負っているわけであって

私達に「障害」があるわけではないです。

障害物競争を思い出して下さい。

走者の前に出てくるものが

「障害」になっていて

すんなり走れないものですよね。

それと同様に考えて。

私達は自然に生きて

命と権利、可能性など

健常者と同様の人間です。

ですから「障害者」と呼ばれますが

「障害を持っている」のではなくて

「私達不治の病を背負った人間が

生きてゆくうえで不便を感じる社会の仕組み」が

いわゆる「障害」なわけ。

なので「障害を乗り越えながら生きている人」=「障害者」

になるわけですよ。

決して私達に「害」があるのではなくて

世間に「害」があるってことを憶えておいて下さいね。