頭痛はありますか?

皆さんはどんな時に

頭が痛くなりますか?

各々の健康状態で

原因は違いますけど

今日は飲食で起こる頭痛について

書いてみることにします。

これは私が勉強したっていうわけじゃなくて

母の看病中とか

まだ施術者として働くつもりだった時

病院に行くことが多かったから

自然と耳にしていたことです。

確かに本も読んだし

医師看護士と話したこともあるけど

一生懸命学んだわけじゃないです。

だから忘れてることが多いから

調べながら書きました。

(ウェブ上のものを参考にしてますけど

コピーなどはしていませんので。)

1・飲酒と頭痛について

赤ぶどう酒にはヒスタミンが多く含まれています。

ヒスタミンは血管を拡張させて頭痛を起こします。

これとチラミンのせいで頭痛が起こるので

この時には血管収縮作用のあるカフェイン含有飲料

(コーヒーや濃いお茶)が効きます。

白ぶどう酒はこれらの物質が少ないので

頭痛の原因にはなりにくいです。

蒸留酒にはヒスタミンが含まれません。

赤ぶどう酒以外の飲酒でも頭痛がするのは

アルコールの分解産物である

アセトアルデヒドのせいで

二日酔いが起こるわけです。

少量の飲酒をしても顔面紅潮

頭痛や嘔気がする体質の人は

このアセトアルデヒドの分解酵素

先天的に欠乏しているせいということになります。

分解酵素欠損症は東洋人に多く

(30〜45%)

これをオリエンタルフラッシュと言います。

2・フレンチ・パラドックスについて

フランス人は肉や乳製品などの動物性脂肪をたくさん摂っています。

(年間1人当たりの肉消費量はヨーロッパでトップ)

にも関わらず

虚血性心疾患による死亡率は

ヨーロッパで最下位で

イギリスの3分の1以下でドイツの約2分の1です。

これをフレンチ・パラドックスと言います。

フレンチ・パラドックスの有力な説明が

「赤ワイン説」になります。

フランス人の1人当たりの年間ワイン消費量は

約67リットル世界一で

イギリス人の6.5倍、ドイツ人の2.5倍

日本人の70倍になります。

そして各国ワインおよび乳脂肪消費量と

虚血性心疾患死亡率との関係を調べると

ワイン消費量と虚血性心疾患死亡率の間に

逆相関のあることが明らかになっています。

「酒は百薬の長」と言いますけど

同時にそれが頭痛の原因にもなっているのは皮肉ですね。

3・中華料理店症候群 Chinese restaurant syndromeについて

調味料の主成分であるグルタミン酸

monosodium glutamateも頭痛の原因になります。

中華料理には調味料を大量に使う場合があって

大量のグルタミン酸

頭痛や動悸の原因になることがあります。

敏感な人は3グラムのグルタミン酸で発作が起きます

(ワンタン一杯分)。

食べてから20分〜30分後に表われて

1時間ほど続きます。

空腹のときに飲むグルタミン酸を含むスープが

原因になるので頭痛を起こしやすい人は

グルタミン酸を含まないものをまず食べるといいです。

4・アイスクリーム頭痛について

冷たいものを食べるとおこる頭痛をアイスクリーム頭痛と言います。

その成因の多くは三叉神経が関与する

関連性疼痛、reffered pain で

口のなかの刺激が三叉神経を伝わって

前頭部に痛みを起こしたものですが

舌咽神経が関与して咽の刺激が

耳の後ろに痛みを起こすこともあります。

アイスクリーム頭痛は正式には

国際分類で「器質的病変を伴わない各種の頭痛」のうち

「冷たいものの摂取による頭痛」に分類されます。

どうですか?

思い当たるものがありましたか?

私は頭痛持ちではないですけど

眼が疲れると

頭が痛いことがたまにあります(>_<、)シっ

今はないですけど

冷たいものをよく食べてた頃は

こめかみの辺りがキーンと

痛むことがよくありましたけど

そうしてまで冷たいものが食べたかったんですから

若かったのかななんて

思ってますけどね。

何と言っても

痛いのは嫌ですね。

参考になるようでしたら

生活に取り入れてみて下さい。